◆スタッフ日記 その30◆ 季節の匂い |
僕の住んでいるところは、毎年夏になると海の匂いがするようになります。 いわゆる「磯くさい」という匂いです 海辺の町ではあるけど、海岸からは離れているし、冬にはまったく感じないのに、なぜか夏になると磯にいるような匂いがあたり一面に漂うのです。 一日の仕事を終えて電車に揺られ、駅の階段を下りているころ、ふと匂いに気づいて 「ああ、今年も夏が来たんだなあ」という気持ちになります。 僕の勝手な想像では、暖かくなると海辺のプランクトンとかバクテリアとかの活動が活発になって、遠くまで匂いが届くようになるのかな、と思っています。 (もし見当違いで、海と関係ない匂いだったら嫌だな…) いわゆる「海の匂い・磯の匂い」といわれるものは、世界中どこでもあるわけではないそうです。 日本は大きな海流が流れていたり浅い海が多いことなどから、プランクトンや海藻類が多く、とくにこの匂いが強いそうで、外国の海に行って匂いがしないことに驚く日本人も多いとか。 一般に、日本の森は木々の種類が多く多様性に富んでいると言われますが、この海の匂いもまた、そんな日本の自然の多様な豊かさを伝えるものかもしれませんね(T) |
by lovetheearth_blog
| 2006-07-26 23:52
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