ラブ・ジ・アースの活動を報告するブログです
by lovetheearth_blog
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
カテゴリ
メモ帳
↓ラブ・ジ・アースって何と思った人はココをクリック! 活動の主旨、過去のイベントレポートなどを公開しています

ラブ・ジ・アース公式サイト
ブログジャンル


[report]エコプロダクツ2010 [その3]
2010.12/9~11にかけて開催された国内最大級の環境展示会“エコプロダクツ”のレポート第3弾。
今回は、昨年日本中の話題をさらった宇宙開発にまつわるアイテムです。

このブースでは下の写真のような「はやぶさ」のクリアファイルが配布されていたのですが、
その人気の高さには驚きました。
小学生からお年寄りまで、「あっ、はやぶさだ!」と大喜びでファイルを受け取る姿を見て、
いかに多くの日本人に勇気と感動を与えてくれたのかをあらためて実感!
かく言う私も「すいません、同僚の分もください…」と2枚もらってしまいました。
e0018342_17395348.jpg




エコプロダクツ2010 注目のアイテム その③

[ガイナ]
これは「日本宇宙フォーラム」という団体のブースで紹介されていたものです。
宇宙開発の現場では、困難な任務を遂行するために日々多くの研究が行なわれていて、
打ち上げられたロケットや衛星はまさに先進技術のカタマリ。
この技術を宇宙開発だけにとどめておくのはもったいないし、
開発のコストを考えると効率も良くないので
ぜひ民間でも活用してもらおうという考え方があり、
これを「スピンオフ」と呼んでいるそうです。
そのスピンオフ製品のひとつとして紹介されていたのが断熱塗料「ガイナ」です。

ロケットの先端は、大気圏を飛び出す際に摩擦熱で最も熱くなる部分です。
ここには人工衛星など精密機器が積まれているので、
それを覆うカバー(フェアリング)には高度な断熱性が要求されます。
しかし、ロケットは打ち上げられる重量や大きさに制限があるので
保護のためのカバーをあまり大きく重くすることはできないし、
耐熱タイルのような別部品だと剥がれ落ちる可能性もあります。
そこで、高い断熱性を持った塗料が考え出されました。塗料なら塗るだけで済みますからね。
技術的には、樹脂にセラミックの粒子を混ぜることで断熱性を持たせているそうですが、
その他にも高い耐久性、防音性、制振性などさまざまな特徴を持っているみたいです。
スピンオフ版は主に住宅用として用いられ、
建物の壁や屋根に塗ると冷暖房費の抑制に効果があるほか、
塗るだけという施工の手軽さも大きな長所なのだとか。


e0018342_17403319.jpg
↑会場では実物を使った比較実験を行なっていました。
コンクリ片の裏面に塗料(左がガイナで右が一般的なペンキ)を塗り、しばらく下から熱します。
その表面を手で触って比べてみると、確かに体感できるほど温度が違いました。
さらに、同じくフライパンに塗料を塗ったもので比較する実験もありました。
普通の塗料を塗ったフライパンは叩くと「コ~ン♪」と良い音がするのに
ガイナを塗った方は「コッ」と音が止まってしまうのです。
実際に目の前で見せられると説得力がありました。
今後も電子機器など幅広い分野への応用が期待されているそうですが、
エキパイ周辺やガソリンタンクの裏側など、バイクの熱対策なんかにも使えそうですね。

このスピンオフはすでにいろんな分野で始まっていて、
面白いところでは果物の糖度計が人工衛星のセンサー技術の応用だったり、
ロケットの防振技術を免震建築に応用したりと、
私たちの知らない意外なところで活躍が始まっているみたいです。
夢があるだけでなく、生活を豊かにすることにもつながっているなんて、
とても素晴らしいことですね。



さて、3回にわたったレポートも今回で終了です。
お付き合いいただきありがとうございました。
一昨年のイベントレポートでは、
「地球のために何かを我慢するのではなく、何かを始めることが大事」
なんてことを書きましたが、今回もやはり同じように感じました。
必要なのは人間が原始時代に戻ることではなくて、未来へ進むことなんだなと。
そのために、それぞれができることから始める。
次はあなたの出番かもしれませんよ(T)
[PR]
by lovetheearth_blog | 2011-01-12 18:12 | ブース出展レポート
<< 実行委員会よりお知らせ ◆スタッフ日記 その112◆ 新年 >>