[report]エコプロダクツ2014 |
エコプロダクツ2014 2014.12.11(Thu)~13(Sat) 東京都 東京ビッグサイト 東展示場 エコプロダクツ展が今年も盛大に開催され、3日間で約16万人が訪れたそうです。 ラブ・ジ・アース実行委員会の出展は今回で8回目。 動画・パネル展示による活動紹介のほか、 Myはしの販売やFacebookキャンペーンなどを行ないました。 ↓今回、注目度が高かったのが水素を使用した燃料電池自動車 これはホンダの“FCV CONCEPT”。見る人をワクワクさせるようなデザインですね ↓外部給電器を用いれば災害時には家庭用電源にもできるそうです ↓こちらはすでに販売も始まったトヨタの量産燃料電池車“MIRAI” ↓ホンダが展示していたビーチクリーン用の回転式スクリーン ゴミ混じりの砂を入れてドラムを回すとゴミだけが残るようになっています [海岸清掃の経験から気付いたこと] さて、数年前から気になっていることがあります。 台風などの通過後に海岸に流れ着く流木や葦の量が目に見えて増えていることです。 地元の方も「こんなの見たことない…」と驚くほど、この傾向は近年顕著になっています。 流木に関しては昨年も書いたとおりで (昨年の記事はこちら) 日本の森林が弱っていることが原因ではないかと考えられるのですが、 流れ着く“葦”が増えていることについても何か原因があるのでしょうか? そのあたりのことを河川の保護・美化活動を行なっているいくつかの環境団体の方に聞いてみました。 いずれも「明確な理由は分からないけれど、河川の水位が上がりやすくなっているからでは」 といった趣旨の回答をいただきました。 近年のゲリラ豪雨や台風による大雨では急激に河川の水位が上がる傾向にあり、 普段は水に浸からない場所のものまで根こそぎ流されてしまっているのではないかと。 では、なぜ河川の水位が上がりやすくなったのかといえば、 ゲリラ豪雨などの極端な自然現象が増えていることに加え、 やはり日本の森林が荒れていることも原因としてあるのではないでしょうか? よく“緑のダム”と言われるように、森林には多くの水を溜めておく働きがあります。 しかし、森林が弱って水を溜める能力がなくなってしまうと 雨水は地表を流れて一気に河川へ流入してしまいます。 そう考えると、流木の問題と根は同じなのかもしれませんね。 漂着ゴミの問題を解決するには、ゴミを拾うだけではなく、日本の森林の再生も重要なようです。 「国産の木材を使う」という行動が、将来の海のゴミを減らすかもしれない。 環境問題は奥が深いですね(T) |
by lovetheearth_blog
| 2014-12-19 18:19
| ブース出展レポート
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