◆スタッフ日記 その18◆ ミーティングを終えて |
6回目を数えるLove the Earth Meetingを開催した。 それにしても天候に恵まれないイベントである。 準備のため前日に会場入りしたスタッフを待ち構えていたのは 飛ばされそうな強風と寒さ、そしてときおり“ひょう”が混じる雨だった。 スタッフの体温を奪うように、強く打ち付ける。 自治体の好意で貸していただいた倉庫でのぼりを組み立てたり、濡れても大丈夫なテントなどを所定の場所に運ぶ。 みなブルブルと震えながらの作業である。 このまま続けて体調をくずしてしまったら意味がない。 前日にやるべき準備の3割程度のところで、撤収を決めた。 翌日、まだ暗い朝5時から昨日の続きをはじめた。 気温はかなり低いが雨はあがり、予報でもどうやらもつとのことでホッと一安心。 みな、準備にもずいぶんと慣れてきて作業効率がよい。 イベント開始の30分前にはすべての準備が整い、出展者とスタッフ約80名によるミーティングを行ない、今日1日一生懸命に運営に当たることを誓い合った。 全員、所定の場所に着きイベントが始まった。 関越道がチェーン規制が入るほどの雪で、関東圏からの来場が極めて困難になった。 というのも、ブース出展を予定していた2社が電話で今日のキャンセルを伝えてきたのだ。 「まさか、チェーンとは。申し訳ありません」 本当に残念そうにあやまっていた。 きっと多くのライダーも来場を断念したに違いない。 バイクでの来場者とクルマでの来場者がちょうど半々というのも、この天候がものがたっている。 予想より少ない来場者に対して、清掃エリアのゴミは多い。 だがみんな一生懸命に拾い、みるみるうちに海岸はキレイになっていった。 1人ではできない、10人でも。 しかし、これだけ多くの人が集まればたやすいことなのである。 たぶん参加者みんながその力を実感したと思う。 Love the Earthという活動はすべてこれに集約されている。 今日1日、ここでゴミを拾ったところで地球環境に対しての効果は、ほぼ限りなくゼロに近いくらい小さなものだ。 だから、ここで感じた力を広めていき日々の生活の中で持続していく必要がある。 参加してくれたみんなに舞台からもっとも強く出したメッセージもそれだ。 「今日の気持ちをしっかりと持ち帰って欲しい。そして、自分のまわりの人間に広めて欲しい」 このイベントは参加を通じて「強く感じて」もらう場所である。 そして、ボク自身も同様、多くのライダーに強く感じてもらうために、もっともっと努力しようと再認識させられるのである。 みなさんがくれた暖かい拍手をしっかり胸の中に刻み、力強く前へと進んでいきます。 ありがとうございました。 秋に7回目のLove the Earth Meetingを開催します。 また、たくさんのライダーと会えるのを楽しみにしています。 実行委員会会長 北村明広 |
by lovetheearth_blog
| 2006-04-12 18:57
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